意外と知らない?0570番号は国内通話かけ放題の対象外です!

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意外としらない?0570番号は国内通話かけ放題の対象外です

2021年はスマホ料金が大きく変わりそうな年になりそうですが、携帯各社で打ち出してきた新しいスマホ料金プランは月額料金が安く、国内通話が一定時間かけ放題のものもあります。

スマホ料金が安くなっていくのは確かなのですが、国内通話でも一部の通話に関しては無料にならないものがあります。

国内通話がかけ放題にならない代表例としては0570番号から始まるナビダイヤルです。

ナビダイヤルとは

ナビダイヤルとはNTTコミュニケーションズが提供するサービスで「0570+6桁」の専用番号で電話受付ができるサービスです。

0120番号から始まる発信者の通話料金が無料のフリーダイヤルと混同する人もいるかもしれませんが、0570番号は発信者負担の有料通話サービス。フリーダイヤルより現在はサービスが終了しているダイヤルQ2に似ているサービスです。

0570番号への通話料金については一般的な30秒22円の料金とは異なり、全国一律だったり、距離によって料金が変わったり企業側で選択する内容によって通話料金が変わってきます(30秒22円よりも高額になるケースも普通にあります)。

有料通話サービスへの通話になるため、スマホの国内通話かけ放題プランだとしても、その通話料は発生してしまいます。(これは携帯会社側で自己完結できない領域だと思うのでどうにもできないのでしょう…)

先生

0570番号のナビダイヤルは0120番号のフリーダイヤル以外にも050番号のIP電話とも番号が似ているので、この番号と勘違いしている人もいそうです。(050番号への通話は国内通話かけ放題対象…)

↓ナビダイヤルについて詳しい内容は
NTTコミュニケーションズ公式:ナビダイヤル

公共サービスへの電話問い合わせにもよく使われている

このナビダイヤル0570番号への通話は強制的に発信者負担になってしまいますが、電話を受ける側にとっては多機能なこともあってか、このナビダイヤルを採用している企業が結構多く、公共サービスでもこの0570番号を用いるところが多かったりします

消費者側視点では、かけ放題プランだから大丈夫と油断して0570番号に通話してしまうと、思わぬところで通話料金が発生してしまうので、0570番号は国内通話かけ放題の対象外になるとしっかり覚えておきましょう

回避方法

0570番号のナビダイヤルにかけると通話料が強制的に発生するので、これを避けたい場合には、市外局番などの通話かけ放題の対象となる代わりの番号があれば、その番号に通話することをおススメします。(050番号のIP電話への通話も国内通話かけ放題の対象)

代わりの番号が無い場合には、電話以外の連絡手段(メールやチャット、問い合わせフォーム など)での問い合わせに変更することをおススメします。

先生

固定電話からの問い合わせにはフリーダイヤルに誘導するけど、携帯電話からの問い合わせにはナビダイヤルに誘導するところもあるため、ついナビダイヤルにかけてしまうケースも。。。

0570番号を利用している公共サービス例

0570番号を採用している公共サービスの事例をいくつかピックアップしました。

ここに紹介した事例はあくまで一例でナビダイヤルは公共サービス以外の一般企業でもお客様相談窓口用の電話番号として使われていることがよくあるので、不要な通話料発生を避けたい人はこの番号に電話をする前には代替となる電話番号や連絡手段の利用を考えましょう。

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この記事を書いた人

Ken
Kenスマホの先生2代目運営者
Linklet株式会社が運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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