UQモバイルの3つの新プラン徹底解説。「コミコミプラン」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」2023年6月から開始。

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UQモバイルの3つの新プラン徹底解説。2023年6月から「コミコミプラン」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」開始。

UQモバイルのスマホプランといえば、かなり長い間「くりこしプラン+5G」でしたが、2023年5月31日をもって新規申込受付が終了してしまいました。後継となる新プランが2023年6月1日にサービス提供開始になりました。

今回のUQモバイルの3つの新プランは以下の通りです。

  • コミコミプラン
  • トクトクプラン
  • ミニミニプラン

今回はUQモバイルの新プラン「コミコミプラン」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」の料金・特徴・違いなどについて詳しく解説します。旧くりこしプラン+5Gとの違いについても解説します。

コミコミプラン(データ中容量向け)

コミコミプラン
出典:UQモバイル(https://www.uqwimax.jp/mobile/plan/komikomi/)

コミコミプランは中容量プランで、3つのプランの中では月20GBまでと最もデータ容量が使うことができ、通話に関しては1回10分以内の国内通話がかけ放題となっているプランです。

ドコモのahamoにかなり近い感じのプランで、旧くりこしプラン+5GでいうとプランMの後継にあたるプランになっています。

コミコミプランの料金

コミコミプランの月額料金は非常にシンプルで月額3,278円で、その月に使用したデータ容量によって月額料金が変動したり、家族割やネット回線とのセット割といった要素はありません。

コミコミプラン月額料金

基本料金3,278円
月のデータ容量20GBまで
国内通話料1回10分以内の国内通話無料
※1回10分を超える通話は+22円/30秒
容量超過後の速度制限時速度最大1Mbps
※契約初月については事務手数料3,850円が別途かかります

コミコミプランにはオプションを付けることも可能です。代表的なオプションの例を挙げると以下の通りです。

コミコミプランで利用可能なオプションサービス

オプション名月額料金概要
通話放題+1,100円国内通話24時間かけ放題になる通話オプション
増量オプションII+550円・月25GBまで使えるようになる(毎月5GB増量)オプションサービス
※最初の7か月間は無料で利用できるキャンペーン実施中

コミコミプランの特徴

コミコミプランの特徴としては以下のようなことが挙げられます。

  • プラン料金は非常にシンプルな月額3,278円
  • 月20GBまで高速データ通信が可能(容量超過後も最大1Mbpsで利用可能)
  • 1回10分以内の国内通話無料
  • 余ったデータ容量は翌月まで繰越が可能
  • 家族割やネット回線とのセット割での割引無し
  • 節約モードは利用できない

データも、通話もある程度したい人には、コミコミプランの利用がおすすめです。

注意点としては、家族割やネット回線とのセット割が無い点、いままでのくりこしプラン+5Gでは利用できた、通信速度を手動で抑えてデータ消費を抑えることができる「節約モード」が利用できなくなっている点については留意しましょう。

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トクトクプラン(毎月使用するデータ容量の変動が大きい人向け)

トクトクプラン
出典:UQモバイル(https://www.uqwimax.jp/mobile/plan/tokutoku/)

トクトクプランは基本的には低容量プランですが、月最大15GBまでは高速データ通信を利用することが可能で、料金についてはその月に使用したデータ容量に応じて2段階に基本料金が変動するプランになっています。

通話に関しては30秒につき22円の従量課金型の通話料金ですが、家族割やネット回線とのセット割や支払方法をau PAY カードにすることで適用される割引を受けられるプランになっています。

auのピタットプラン4G/5Gに比較的近い感じのプランになっています。

トクトクプランの料金

トクトクプランの月額料金は少し複雑で定価ベースだと月額2,277円~3,465円で、各種割引を受けられると月額990円~2,178円まで抑えることも可能です。

トクトクプラン月額料金

基本料金3,465円
1GB以内のデータ利用の月だった場合1,188円割引
au PAY カードお支払い割187円割引
自宅セット割
※指定のネット回線やでんきサービス利用の場合のセット割
1,100円割引
家族セット割
※同一住所に住んでいて対象プランを契約していると適用される家族割
550円割引
自宅セット割と家族セット割の併用はできません
(自宅セット割の方が割引額が多い)
※契約初月については事務手数料3,850円が別途かかります
先生

トクトクプランのベースとなる基本料金は3,465円とコミコミプランより高い点に注意。
毎月1GB以上を利用し、家族割やネット回線とのセット割利用が困難な人の場合には、コミコミプランを利用した方が月額料金が安くなります。
もしくは毎月4GB以内でのデータ利用で済むようなら、この後で解説するミニミニプランの利用の方がお勧めです。

月のデータ容量15GBまで
国内通話料30秒につき22円
容量超過後の速度制限時速度最大1Mbps

トクトクプランにはオプションを付けることも可能です。代表的なオプションの例を挙げると以下の通りです。

トクトクプランで利用可能なオプションサービス

オプション名月額料金概要
通話放題+1,980円国内通話24時間かけ放題になる通話オプション
通話放題ライト+880円1回10分以内の国内通話が無料になる通話オプション
通話パック(60分/月)+550円月に60分までの国内通話が無料になる通話オプション
増量オプションII+550円・月20GBまで使えるようになる(毎月5GB増量)オプションサービス
※最初の7か月間は無料で利用できるキャンペーン実施中

トクトクプランの特徴

トクトクプランの特徴としては以下のようなことが挙げられます。

  • プラン料金はその月に使用したデータ容量に応じて2段階に基本料金が変動
  • 月15GBまで高速データ通信が可能(容量超過後も最大1Mbpsで利用可能)
  • 国内通話料金は30秒につき22円の従量課金型
  • 余ったデータ容量の翌月繰り越しはできない
  • 家族割やネット回線とのセット割やau PAYカードでの支払いでの割引適用が受けられる
  • 節約モードは利用できない

データの使用量に大きな変動がある場合には、トクトクプランの利用がお得になる可能性があります。

注意点としては、家族割もしくは、ネット回線とのセット割を受けられないと月額料金が高くなりやすく、毎月1GB以上データを使う人の場合には、コミコミプランの利用の方が良く、毎月4GB以内にデータ使用を抑えられるのであればミニミニプランの利用の方が良いです。

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ミニミニプラン(データ小容量向け)

ミニミニプラン
出典:UQモバイル(https://www.uqwimax.jp/mobile/plan/minimini/)

ミニミニプランは低容量プランです。月4GBまで高速データ通信を利用することが可能です。

通話に関しては30秒につき22円の従量課金型の通話料金ですが、家族割やネット回線とのセット割や支払方法をau PAY カードにすることで適用される割引を受けられるプランになっています。

旧くりこしプラン+5GでいうとプランSの後継にあたるプランになっています。

ミニミニプランの料金

ミニミニプランの月額料金は定価ベースだと月額2,365円ですが、各種割引を受けられると月額1,078円まで抑えることも可能です。

ミニミニプラン月額料金

基本料金2,365円
au PAY カードお支払い割187円割引
自宅セット割
※指定のネット回線やでんきサービス利用の場合のセット割
1,100円割引
家族セット割
※同一住所に住んでいて対象プランを契約していると適用される家族割
550円割引
自宅セット割と家族セット割の併用はできません
(自宅セット割の方が割引額が多い)
※契約初月については事務手数料3,850円が別途かかります
先生

自宅セット割もしくは家族セット割が適用できない場合は、月額料金が2,000円を超え、あまりお得にはならない点は要注意です。

月のデータ容量4GBまで
国内通話料30秒につき22円
容量超過後の速度制限時速度最大300kbps

ミニミニプランにはオプションを付けることも可能です。代表的なオプションの例を挙げると以下の通りです。

ミニミニプランで利用可能なオプションサービス

オプション名月額料金概要
通話放題+1,980円国内通話24時間かけ放題になる通話オプション
通話放題ライト+880円1回10分以内の国内通話が無料になる通話オプション
通話パック(60分/月)+550円月に60分までの国内通話が無料になる通話オプション
増量オプションII+550円・月6GBまで使えるようになる(毎月2GB増量)オプションサービス
※最初の7か月間は無料で利用できるキャンペーン実施中

ミニミニプランの特徴

ミニミニプランの特徴としては以下のようなことが挙げられます。

  • 月4GBまで高速データ通信が可能(容量超過後は最大300kbpsに通信速度が制限される)
  • 国内通話料金は30秒につき22円の従量課金型
  • 余ったデータ容量の翌月繰り越しはできない
  • 家族割やネット回線とのセット割やau PAYカードでの支払いでの割引適用が受けられる
  • 節約モードが利用でき、データ消費カウントを抑えることも可能

毎月4GBまでのデータ使用量で抑えられるのであれば、ミニミニプランの利用がお勧めです。

注意点としては、家族割もしくは、ネット回線とのセット割を受けられないと月額料金が2,000円を超え、やや高い月額料金になってしまうため、家族割かネット回線とのセット割のいずれかの割引が利用できる形でプランを利用すると良さそうです。

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3つの新プランの違いは?

今回の3つの新プラン「コミコミプラン」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」では、高速データ通信ができる毎月のデータ容量の違いの他にも色々細かいところで違いがたくさんあります。

簡単に比較表をまとめると以下の様な違いがあります。

コミコミプラントクトクプランミニミニプラン
月額料金
(定価)
3,278円3,465円
※月1GBまで利用月:2,277円
2,365円
月額料金
(割引最大適用時)
3,278円2,178円
※月1GBまで利用月:990円
1,078円
月のデータ容量20GBまで15GBまで4GBまで
容量超過時の通信速度最大1Mbps最大1Mbps最大300kbps
余ったデータの翌月繰り越しできるできないできない
節約モードの利用できないできないできる
家族割、ネット回線とのセット割やau PAY払いでの割引適用割引適用外割引適用割引適用
標準の国内通話料1回10分以内無料30秒につき22円30秒につき22円

コミコミプランは最も高額ですが、データ容量が最も多く、1回10分以内の国内通話が無料になるといった形で活用できれば非常にお得なプランになっています。

トクトクプランやミニミニプランではネット回線とのセット割(自宅セット割)もしくは、家族割(家族セット割)が利用できる人であれば、月額料金が抑えられますが、これらのセット割が適用できない場合には、月額料金があまり安くならないといったプラン内容になっています。

旧くりこしプラン+5Gとの違い

新規申込受付を終了した旧くりこしプラン+5Gを利用している人が3つの新プランにプラン変更を検討している場合は、少し注意が必要で、プラン変更することで逆に月額料金が高くなる場合もあります。

旧くりこしプラン+5Gの仕様を簡単にまとめると以下の様になっています。

くりこしプランL+5GくりこしプランM+5GくりこしプランS+5G
月額料金
(定価)
3,828円2,728円1,628円
月額料金
(割引最大適用時)
2,970円2,090円990円
月のデータ容量25GBまで15GBまで3GBまで
容量超過時の通信速度最大1Mbps最大1Mbps最大300kbps
余ったデータの翌月繰り越しできるできるできる
節約モードの利用できるできるできる
ネット回線とのセット割
での割引適用
割引適用割引適用割引適用
家族割やau PAY払い
での割引適用
割引適用外割引適用外割引適用外
標準の国内通話料30秒につき22円30秒につき22円30秒につき22円
代替となりそうな
後継プラン候補
コミコミプランコミコミプランミニミニプラン

くりこしプラン+5Gでは利用できたデータ繰り越しや節約モードの利用が新プランの選択肢次第では利用できなくなる点があります。

また、くりこしプラン+5Gの定価の月額料金と新プランの定価の月額料金と比べると、新プランの方が軒並み月額料金が高くなっており、コミコミプランのようにデータや通話をある程度利用する人にとってはお得ですが、それ以外のケースでは各種割引適用ができない場合には、月額料金が高くなる傾向があります。

くりこしプラン+5Gから新プランにプラン変更することは可能ですが、プラン変更後に元のくりこしプラン+5Gにプランを戻すことはできないため、プラン変更を行う際には、どの程度仕様や料金が変わるかを必ず確認した後にプラン変更を行ってください。

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どのプランを選ぶべき?

今回は2023年6月から始まったUQモバイルの新プラン「コミコミプラン」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」について解説しました。

新プランの傾向としては、比較的低容量というよりは中容量向けを中心としたい感じのプラン構成になった印象があります。

どのプランを選択したらよいか分からない人は以下の基準でプランを選択すると良さそうです。

  • 通話をよくする人コミコミプラン
  • 毎月4GB以上のデータ通信をする人コミコミプラン
  • 毎月4GB以下のデータ通信しかしない人ミニミニプラン
    ※通話する時間によってはコミコミプランの方が良い場合もあり。
  • 基本的に月1GB以下の利用だが、稀に1GBを超えるデータ利用になる月もある人トクトクプラン
    ※通話する時間によってはコミコミプランの方が良い場合もあり。

旧くりこしプラン+5Gを利用している人は、乗り換えることで得になるケースも損になるケースも発生するので、プラン変更を行う際にはプラン変更前後でどう変わるかを必ず確認するようにしてください。

今回の内容はいかがでしたでしょうか。
次回もまたお楽しみに。

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この記事を書いた人

Ken
Kenスマホの先生2代目運営者
Linklet株式会社が運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
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